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PS5でプレイできるホグワーツレガシーが発売日前から炎上。なぜ?炎上の詳細とは?

2023年2月11日

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2023年2月発売の『ホグワーツレガシー 』が海外のゲームサイトなどで発売日前から炎上しています。

原因は、J・K・ローリング氏のトランスジェンダー嫌悪な発言によるもののようです。

J・K・ローリング氏のトランスフォビックな発言には、映画『ハリー・ポッター』のキャストからも批判の声が上がっていました。

しかし、J・K・ローリング氏はその姿勢を変えることなく、ツイッターにトランスフォビックな発言を投稿しました。

その結果、海外の人気ゲームフォーラムResetEraでは『ホグワーツ・レガシー』に関する投稿がプロモーション等だけでなく、すべて禁止されました。

今回はホグワーツ・レガシーのゲーム内容と、J・K・ローリング氏の発言による炎上内容についてお話していきたいと思います。

ホグワーツレガシーの紹介

ホグワーツレガシーの世界

『HOGWARTS LEGACY 』は1800年代の『ハリー・ポッター』の魔法界を舞台にした、オープンワールド・アクションRPGです。

プレイヤーは魔法界を引き裂きかねない古代の秘密を解く鍵を握っている主人公を操作して、自分だけの冒険を繰り広げることができます。

プレイヤーは『呪文の習得』『魔法役の調合』『植物の育成』『魔法動物のテイム』などを自由に行うことが出来ますので、自分がなりたいタイプの魔法使いに慣れるのが特徴です。

ホグワーツレガシーのプラットフォーム

PlayStation®5、PlayStation®4、PlayStation®4 Pro、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PCでプレイ可能なようです。

PC版の推奨スペックはCPU:Intel i7-8700 (3.2GHz) メモリ16GB グラフィックボードNVIDIA GeForce RTX 1080ですが、最高画質でのプレイはほぼ現行のハイエンド機が必要なようです。

スペックの劣る、Nintendo Switchへの移植がどこまでのレベルで行われているかも興味深いところです。

また、本件で取り上げる『炎上』とは別になりますが、一部のハイエンドPCユーザーは、マシンスペックに劣るNintendo Switchでプレイする人を『穢れた血』や『マグル』と呼んだりするようです。

因みにマップの読み込みに若干のラグが出ることのあるPlayStation®5でプレイするユーザーは『半純血』と言われるようです。

ゲーム自体の面白さ

炎上して一部では不買運動がおきていますが、メタスコアは2月14日現在で84-90となかなかのハイスコアとなっています。

キャラクターの見た目もかなり細かく設定でき、『純血』よりの見た目や『マグル』に寄せた見た目にすることもできます。

さらには、キャラクターの声もカスタマイズできるようです。

性別や、人種を問わず様々な見た目のキャラクターを作成可能なため、キャラクターの見た目に関してはボーダレスと言うべきでしょう。

ゲームは魔法学園で実際に授業を受けて魔法を習ったりします。

新しい魔法を習得するときは実際にスティックを振るところから練習するなど、まるでホグワーツに通っているかのような没入感を得ることが出来ます。

ストーリーも原作に負けず壮大で、もはやこのゲームを原作として映画が一つ作れるのではないかと言うほどです。

ホグワーツレガシー炎上の詳細

J・K・ローリング氏のトランスフォビア発言とは

J・K・ローリング氏は、アメリカのメディアがコロナ禍での月経に関する記事を扱ったときに、その記事の中で『月経がある人』と言う記述に対し茶化すようなツイートをしたようです。

J・K・ローリング氏の発言は、『月経がある人』ではなく、『月経がある女性』表現するべきと取ることが出来、『月経がある人』=『女性』と断定したトランスフォビック発言と取られています。

トランスフォビア発言を指摘されたことに対するJ・K・ローリング氏の反論

J・K・ローリング氏は以前から『トランスジェンダーの女性は、ドレスを着た男性』と言うなど、トランスフォビックと取られる可能性のある発言をして問題視されていたようです。

今回の発言を指摘されたことに対して、J・K・ローリング氏はトランスジェンダーに対して差別意識はなく、すべてのトランスジェンダーを尊重していると言っていますが、一方で生物学上の性別を非常に重視してるように見え、今回の指摘に対して謝罪の態度をとらなかったことが炎上の原因となっているようです。

不買運動について

海外のLGBT支持者を中心にホグワーツレガシーに対して不買運動がおこっているようです。

また、学生新聞や一部のメディアでもホグワーツレガシーを購入することに批判的な意見が出ています。

彼らの主張は、本作品を購入すること自体がトランスフォビックを擁護することにつながるとするものや、収益の一部がJ・K・ローリング氏の収入となることが許せないと言うもののようです。

しかし、実際にJ・K・ローリング氏は本作品の作成にほとんど関与していないと言う事実もありますし、実際に本作品を作成しているクリエイターの方たちのことを考えると不買運動はやりすぎであると意見も存在します。

J・K・ローリング氏の心理分析

J・K・ローリング氏は前夫から家庭内暴力を受けていたという経緯があり、そのこともあって若干男性不信になっているのかもしれません。

その結果、生物学上『女性』のなかに生物学上の『男性』が入ってくることに対して忌避感を持っている可能性があり、このような立場をとっているのではないでしょうか。

トランスジェンダー問題に対して色々と言われているJ・K・ローリング氏ですが、様々な慈善活動を行ったり多額の寄付をするなどをしており差別主義者とは思えません。

これは憶測にすぎませんが、思い出したくない過去に対する防衛反応がトランスフォビックとして取られているのではないでしょうか。

ホグワーツレガシーは、結局人気がある!

海外では一部で不買運動が起きているものの、先ほどメタスコアは84-90と言ったように、かなりの人気を見せています。

また、日本では2週連続Amazonの予約数ランキングで1位となっているなど炎上していると言いつつも、それを吹き飛ばすほど逆の意味で『炎上』していると言えるでしょう。

ちなみに2位は星のカービィ Wii デラックスがランクインしているようです。

因みにメタスコア90をとっているほかのゲームには、バイオハザードやモンスターハンターなどのビッグタイトルがありますので、その人気の高さもうかがえるかと思います。

ホグワーツレガシーに関して最後に

以上『ホグワーツレガシー』についてでした。

ネット上やメディアで様々な批判的意見もある本作ですが、ゲーム自体は非常に面白くお勧めしたいゲームでもあります。

難易度も何段階か選ぶことが出来ますので、あまりゲームのうまくない方でも気軽に楽しめるのではないでしょうか。

今回炎上する原因となったトランスジェンダー問題は複雑で実際に当事者ではない私がとやかく言ってよい立場ではないと思いまが、二児の親としてJ・K・ローリング氏には子供に夢を与える仕事をされている以上、公の場では自重していただきたいと思います。

そのうえで、私はゲームはゲームとして楽しみ、トランスジェンダー問題はまた別の場所で議論していくのが良いのではないかと思います。

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